Light.CXで取引する方法
はじめに
Light.CXは公開市場取引プラットフォームです。当社のソフトウェア取引 プラットフォームでは、オプション売買の現在の売値と買値を表示します。 市場参加者は、現在の売値を受け入れるか、自分の買値を公開市場に出すかを 選択できます。
買値と売値
「買値」はオプションを購入するための価格です。オプションを購入するということは、価格が満期時に権利行使価格を超えるということです。
「売値」はオプションを売却するための価格です。オプションを売却するということは、価格が満期時に権利行使価格を超えないということです。
異なる価格で売買することを申し出ている人が複数いることがあります。これらの売値の一覧表示されたものを「注文控え帳」と呼びます。Light.CXは市場や価格を形成するのではなく、トレーダーが売買の価格を決めるということを覚えておいてください。
あなたが市場から購入を希望する場合、当社のシステムは可能な限りベストな(最低の)価格でご要望にお応えします。たとえば、オプションの契約5件を購入する場合、複数の売り手と希望が合致することがあります。
- 売り手の1人目は契約2件に5.50ドルの売値をつけている
- 売り手の2人目は契約1件に5.60ドルの売値をつけている
- 売り手の3人目は契約2件に5.70ドルの売値をつけている
つまり、5つの契約の合計費用は28.00ドルで、1つの契約あたりの平均価格は5.60ドルです。
あなたが市場価格で売却を希望する場合、当社のシステムは可能な限りベストな(最高の)価格から始めて、売値を考慮して価格を下方へと移動させます。
成行注文 vs. 指値注文
売買注文を出すことで、当社のプラットフォームで取引をします。取引可能な注文は、以下の2種類があります。
成行注文。これにより、市場にある既存の売値の中でお客様にとってベストな価格で購入または売却できます。この例は上記の章にあります。
指値注文。お客様が当社に厳密な価格の制限を出し、その制限を超えない範囲で、当社ができるだけ多くの注文を成立させます。ご注文の成立していない部分は、他のトレーダーと注文が成立するように指値として公開注文控え帳に残ります。買いの指値注文を出した場合、指値を超える注文は成立させません。(例:オプション契約を10件購入したい。6.30ドルを超えないようにしたい。)売りの指値注文を出した場合、指値を下回る注文は成立させません。(例:契約を10件売りたい。4.30ドルを下回らないようにしたい。)
例:米ドルのBitcoinの契約5件を購入して、7500ドル以上で取引を終えたいとします。現在のベストな売値は8.0ドルで、その価格で買える契約が3件あります。購入注文を出すには、次の3つの方法があります。
- ベストな売値を受け入れて、購入の成行注文を出すことができます。8.0ドルの契約3件について最初の売り手との間ですぐに契約が成立します。2番目の契約は、次に高い8.10ドルの価格の契約2件に対して成立します。これで、契約5件を平均価格8.04ドルで購入したことになります。
- 8.00ドルの契約5件について買いの指値注文を出すことができます。8.00ドルの契約3件に対して最初の売り手との間ですぐに契約が成立します。その後、8.00ドルの契約2件を購入する売値が保留になります。誰かが契約2件を8.00ドルで売却することに同意するまで待つか、保留中の2件をキャンセルすることもできます。
- 8.00ドルの契約3件について指値注文を出すことができます。契約3件について8.00ドルで最初の売り手との間ですぐに契約が成立します。
注文と契約
注文は公開市場への売値でしかなく、誰かの価格と一致するものではないため、いつでも注文をキャンセルできます。それに対して契約は、あなたと売り手との間の拘束力のある合意を表すため、契約はキャンセルすることはできません。
お客様が注文を出すと、すぐにその注文の担保と同額の資金が押さえられます。注文が成立して契約になると、実際にお客様の口座から担保が差し引かれます。満期に契約を勝ち取った場合、お支払いは直ちにお客様の口座に返金されます。